
「「キャッチボール ICHIRO meets you」「キャッチボール ICHIRO meets you」製作委員会著、糸井重里監修(ぴあ)を読む。
語り手・イチロー、聞き手・糸井重里。
これは2004年春に企画されたBSデジタル放送局5局の共同特別番組で、
イチロー選手が2003年のシーズンに、シアトル・マリナーズで放った案打数と同じ数に当たる212人のファンの前で、
直接の対話を行うという番組を再構成した本だ。
淡々としているように見えるイチロー選手だが、
熱い気持ちが言葉からあふれている本だ。
野球をやりたい子どもをどう見守るかという母親からの質問には、
やりたいならそれでいい、あたたかく見守ればいいという答えに、
野球が本当に好きなんだなとわかったし、
心を大事にしている人なんだなと思った。
子どもたちに宿題はちゃんとやるようにと言っていたが、
その理由もきちんと述べていた。
その場限りやあいまいな言葉や考えではなく、
一つ一つ自分で咀嚼(そしゃく)し、選んで生きているから、
自分をごまかそうとしていないところがすごいなと思った。
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本文より抜粋。
糸井 「あらゆる仕事には「サービス」がつく、という法則は、かなり参考になる発見かもしれません。
だって、たいていのコミュニケーションや、仕事や、作業や、たぶんありとあらゆるものが、それぞれの人の「サービス」の交換として成り立っているんだから。」
イチロー 「アメリカ人は、野球っていうのは言葉のスポーツだと思ってますから。」
イチロー「僕らのいる世界っていうのは、どういう自分であるかっていうことを見てもらって、 応援するかどうかは、見る側が決めることなんですよ。」
イチロー「自分のやっていることは、理由があることでなくてはいけないと思っているし、 自分の行動の意味を、必ず説明できる自信もあります。」
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