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「それでもあなたの道を行け 〜インディアンが語るナチュラル・ウィズダム〜」ジョセフ・ブルチャック編
(まるくまーる)を読む。
著者のブルチャックはアベナキ・インディアンの血を引く作家だ。
父親はチェコスロバキアからの移民の子孫だったが、
小さいころから母方の祖父ボーマンじいさんに預けられて、
ニューヨーク州の田舎で育った。
ボーマンじいさんをはじめ、
先住民の子孫たちは自分たちの出身に劣等感を抱き、
アメリカの圧倒的な物質文明に囲まれて先住民の記憶も伝えず、
ブルチャックも大きくなるまで自分の中のインディアンの血を知らなかったそうだ。
だからブルチャックが自分のインディアンの血に気づき、
そのことに誇りを見いだし、
すすんで先住民の伝承文化を伝えていこうと決心するまでには、
たくさんの時間と経験が必要だったそうだ。
しかしなにより、この本に載っている多くの先住民族の写真がいい。 顔がいい。
決して笑ってばかりじゃないが、
優しさ、足を大地にしっかりとつけて生きている真摯さ、誠実さが伝わってくる。
この写真を眺めているだけでも、心に沸々とわいてくるものがある。
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本文より抜粋。
「人々があらゆる人を
均質にしてしまおうとしているのを見るのはつらい。
これでは、みんなが同じになってしまう。
(中略)
違う民族、違うものの考え方、違う信仰があってこそ、
人生は楽しくなるものなのに。」
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